大統領選挙

アメリカ合衆国第45代大統領に選出されたトランプ氏のことが連日話題となっている。

選挙の当日は、選挙結果が気になって我々教職員に開票の様子を尋ねてくる生徒が多く、本校の生徒達は自国の選挙よりも、アメリカ大統領選挙の方が関心が高いのでは?と思ってしまうぐらいであった。それほど世界中の人々が注目していた選挙であったことは間違いない。

アメリカ国内の直近の世論調査の結果を信じて、日本のマスコミも、評論家たちも、大多数の人たちがクリントン氏有利と伝えていた中で起こった大どんでん返し。日本の日経平均株価も、為替相場も、様々な憶測の中で荒い値動きをしたが、混乱は1日だけで収束し、1週間経った今では予想に反して日本経済にとっては良い方向に動いている様子である。トランプ氏の本音がまだ見えてこないにしても、世の中の人々がその強いリーダーシップに “何か” を期待していることがうかがえる。

アメリカは長い間、“世界の警察”の役割を果たしてきた。世界の調和を乱す国や紛争があると、必ずと言っていいほど、アメリカが中心となってその火消し役を果たしてきた。多くのアメリカ国民のプライドと強い愛国精神がその支えになっているのだろうが、その役割を果たすためには、アメリカ国民の大きな犠牲と負担が伴っていることも現実である。国としての余裕がなくなり、自分たちの生活が脅かされるような事態となっては話は別であろう。他国のことより、まずはアメリカ国民のことを考えてほしい!クリントン氏はそのサイレントマジョリティーの心の声に気付かず、逆にトランプ氏はその人たちの心の声を演説の中で代弁した。今思えば選挙結果は決してサプライズではなかったのかもしれない。

ふと日本に目を向けてみると、安倍首相や議員さんたちにどれだけ日本国民の心の声が届いているのか?気になってくるところではあるが、まずはその前に、自分たちの国のことを人任せにせず、自分たちでなんとかいい方向に変えていく、という意識のもと、政治や経済、国際情勢に興味を持ち、世の中の動きを正しく把握することがとても大切になってくる。例えばトランプ大統領誕生によって日米間系が今後どのように変わっていくのか、状況によっては我々の生活にも影響が出てくる可能性があり、大きな注目が集まっている。

かつて、1人の主婦が投稿した「保育園落ちた日本、死ね!」のブログが日本の政治家たちを動かしたことは記憶に新しい。
中高生のみなさんには、18歳から与えられるようになった大切な1票を決して無駄にしない様に、この激動の世の中を常に注目し、自分の考えをもってほしいと願うばかりである。
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秋のバンクーバー

修学旅行の引率でカナダ・ バンクーバーに来ています。
例年であれば国際キャリアコース、マルチメディア表現コースの生徒達はイギリス・ロンドンを訪問地としているのですが、昨年から今年にかけての不安定なヨーロッパ情勢を考慮して、今回はカナダに変更となりました。
バンクーバーは世界で住んでみたい街のベスト3 に毎年選ばれているようですが、街はとても綺麗で治安もよく、アメリカの豪華さとヨーロッパの伝統文化がミックスされているようで、その高評価にも納得です。
街の作り方をはじめ、お店看板、郵便ポストやゴミ箱1つとっても日本では見られない個性的なデザインに溢れていて、目に入るもの全てが刺激的です。
特に街中にあった工場の衝撃的なワンショット。日本では無機質の巨大なタンクも、カナダではこんなにかわいくデコレーション。日本にもこんな遊び心があればと、とても羨ましくなってしまいました。
カナダ工場

お祭りのあと

 大盛り上がりだった秋輝祭(文化祭)も無事終わり、学校全体がまた元の落ち着いた状態に戻ってきました。今月中旬には中間考査もあり、生徒達は気持ちを切り替えて、勉強モードになっている様子です。3年生はすでに大学のAO入試、推薦入試が本格的に始まっており、受験を間近にして小論文や面接の準備に追われている生徒も多く見かけます。担任や教科の壁を越えて、全教員が個別にその指導にあたっている姿は、面倒見のいい学校といわれる本校のひとつの象徴ともいえるでしょう。

 それに加え、今年度から大学進学希望生徒をサポートするために、あらたに現役大学生による放課後のチューター制度も導入されました。週に3日間、難関大学の女子大生が放課後の16時~18時まで自習室に待機し、生徒一人ひとりの志望校や入試形態に合わせて学習指導を行っています。自ら大学受験に成功した大学生たちなので、その指導方法には説得力があります。自分が下書きした小論文の添削や、日頃学習している演習問題でわからないところがあればすぐに聞きに行ける体制が整っているため、3年生にとってはとても安心です。そのおかげで生徒達の受験に向けての学習意欲も高まっている様子です。
 
 中学3年生の皆さんも、中学校の文化祭や修学旅行の行事が終わると一気に本格的な受験シーズンに突入します。高校3年間はある意味、人生で最も大切で、最も成長し、最も影響が大きい月日かもしれません。
 できるだけ沢山の学校を研究し、足を運び、生徒の皆さん一人ひとりが輝ける場所を是非見つけてほしいと思っています。

女性の活躍

大きな盛り上がりを見せた2016リオ・オリンピックが幕を閉じました。

今回のオリンピックは4年後の東京オリンピックへの橋渡しという意味でも今まで以上に日本国民の注目が集まった大会となりましたが、その声援が選手の皆さんに届いたのか、史上最高のメダル獲得数という好成績を残すことができ、今後東京オリンピックへの期待が益々高まっていくことでしょう。
特に今回の大会では、日本人が活躍する競技、種目が非常に幅広くなったこと。高校生をはじめとした若い世代、特に女性の活躍が目立ったこと。そして何よりも最後の最後で劣勢をはねのけて勝利を勝ち取った感動の場面が多く見られたことがとても印象的でした。まるで映画やドラマのようなドラマチックな結末に、熱いものが込み上げてくる瞬間が多く、非常に感動的なオリンピックとなりました。
最後の閉会式では最新テクノロジーと奇抜なアイデアとJPOPカルチャーで、東京オリンピックへの引継ぎをと日本の魅力を見事に演出。世界中の人々が、小さな国の大きな可能性を感じ取ってくれたことでしょう。このショーをプロデュースしたのも若い女性たちが中心でした。あの土管から飛び出してきたマリオの中身がきゃりーぱみゅぱみゅだったら世界中の人たちの日本に対する興味がもっと湧いたのではと思わなくもないですが、様々な場面で日本の女性たちの活躍が目立った大会となりました。

このようなエンターテイメントの演出には欠かすことのできない、女性の感性と創造力、表現力。4年後の東京オリンピックでは本校の生徒からオリンピック選手を輩出するとまではいかなくとも、裏方としてオリンピックに関わる仕事を任される卒業生たちが出てくることを大いに期待しています。

合宿

軽井沢国際研修寮

テニス部の夏合宿の引率で軽井沢に行ってきました。

軽井沢駅から徒歩20分の閑静な別荘地に本校の軽井沢寮があり、そこで寝泊りをしながら近くのテニスコートでみっちり練習を行います。テニスコートは2面あり、部員たちは練習中ほぼコートに入りっぱなしだったので、日頃の練習以上に体力的にきつかったことでしょう。ただ軽井沢の気候はこの時期でも最高気温は26~27℃程度、湿度が低いため日影に入ると嘘のように涼しく、風も爽やかで、東京の暑さに比べるとまるで天国のようでした。

大きな違いがもう1つ。軽井沢でテニスをやると東京と比べて明らかにボールがよく飛ぶように感じます。部員たちも初日はこの感覚の違いに戸惑い、なかなかラリーが長く続かないことにイライラしていました。この原因は軽井沢と東京の気圧の差。軽井沢は標高約1000mの高原に位置するため、東京と比べて気圧が約10%低く、その分テニスボールの中の空気が膨張して科学的にもボールがよく弾むことがわかっています。更に気圧が低い分、ボールを打った感覚も軽く感じるのです。

合宿の後半にはこの軽くて弾むボールにも慣れてきて、本来の調子を取り戻してきた部員たちではありますが、東京に戻った時は逆に重くて飛ばないボールに戸惑うことでしょう。テニスの試合はアウトドア-で行うのが一般的。ちょっとした風や、ボールの弾み方で打つ感覚は微妙に変化してきます。普段と違う環境で練習を行うことによって、この自然環境の微妙な変化をいち早く感じとって、打つタイミングなど自己調整を行うことの大切さを学ぶ良い機会になったことでしょう。

秋の東京都高等学校新人戦大会に向けて、更に調子をあげていってもらいたいところです。

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プロフィール

Author:品川の流れ星
私立女子高校、現役若手教員。
頑張って更新します!

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